クリエイティブと肩書きと

さて、全く面接らしい面接もないまま、今日からインターンシップが始まりました。
うちの学校の卒業生のイタリア人が私を拾ってくれたらしい。
もちろん、無給のインターンです。
(クラスメート達は有給インターンをしていますが。唯一拾ってくれたのに、文句なんて言えません。)

さて、インターンってそういうものなのかもしれませんが、もう、かなりいきなり仕事がスタートします。
「おはようございます。」
「おはよう、じゃ、これやって。」
そんな感じ。
まぁ、そりゃ、子供の職業体験とは違うので、そういうものなのでしょうが。
初インターン体験なので、やや戸惑います。

次々とタスクを与えてくれるロシアンボスです。
3つ目のタスクは、ウィーンの5星ホテルで、60人のディナーパーティをができる会場を探せ、というもの。
ちんたらメールを書いていると、
「電話して!」
ということで、片っ端から5★ホテルin ウィーンに電話。
電話の苦手な私は緊張するのであります。

が、まぁ、なんとかボランティアで山ほど地元の小中学校に電話をかけまくった経験のおかげで、心拍数が上がることなく、電話できるようになりました。

そして、ホテルの人々とのやりとりをしながら、フラッシュバック。

期末テストの、イベントマネジメントクラスの若い教授が言い放った言葉。
「クリエイティブになれといったけど、嘘つけとは言ってない。」
思い出しただけでも腹が立ちます。


もともとビミョーやなーと思っていたこの若い教諭のクラス。、実際にイベントのプランニングをしてプロポーザルを作り、プレゼンするのが期末テストでした。そして、この若い教諭(28歳)は、現役でイベントマネジメント会社でマネージャーとしています。期末テストのお題は、なんと彼が実際に会社で抱えているイベント。これを、私たちなりに企画運営するプロポーザルを作れ、とのこと。しかも、請求書や会場や関係会社とのやり取りを、全て実際に行わねばならず、その証拠としてやりとりや見積書の原本も提出しなければなりません。
なんだか、プンプン匂うのですが。
そして、彼は言いました
「もし、いい仕事したら、うちの会社でインターンとか、就職とかのチャンスになるかも。」
胡散臭いわー、この教諭・・・。

そして、私はその会場としてロンドン内の5★ホテルを選び、実際に下見にもいき、見積もりももらいました。しかし、そこでホテル担当者は、私がどこの誰かを執拗に聞きました。そこで私は自分を、その若い教諭の会社での見習いである、と名乗りました。ただの見習いで、プランニングのトレーニングの一環であるという旨も伝えました。
それでも、その5つ星ホテルは機嫌よく見積もりも出してくれたのです。実在する会社ですから。
そして、一応その教諭にも、社名を名乗った旨は伝えました。

すると。その教諭はぶち切れて言いました。
「今すぐ訂正して来い。(現実的に交渉するために)クリエイティブになれ、とは言ったが、嘘つけとはいってないやろう!」
ありえへん、こいつ・・・。

私としては、いつか将来的に仕事をするかもしれないこのホテルに、実在しない会社名をでっち上げ、連絡先だけは自分自身の本当のもの、という状況にしたくありませんでした。それと同時に、明らかに彼の仕事の一部(情報集め)に使われるのであるから、彼の会社名を名乗ることに全く罪悪感はありませんでした。
だったら、無理難題言うな!

とにかく、そんな事件があったことを、今日のホテルとの交渉電話でふと思い出しました。

そして、実在している会社で、私の身分も正式にインターンである事実!
なんと話がしやすいことでしょう。変なクリエイティバティなんて必要ありません・・・。









期末テストと誕生日

過ぎてしまえばあっという間。
Post Graduateの実質お勉強期間が終了しました。後は最低3ヶ月間のインターンシップ期間を経て、成績が悪くなければ修了致します。

さて。
3ヶ月間のインテンシブお勉強期間、学生時代にろくに勉強しなかった私には実にハードでした。。
特に最後の期末試験期間は、睡眠時間が平均3-4時間で、カフェイン&アルコールのダブル中毒になるのではないかという生活を送っておりました。
大学の頃は、英文科に属しながら、一体何を何のために勉強しているのか、全く目的もゴールもなく、ただなんとなく、大学に所属して、クラブ活動とバイトに精を出して、卒業さえすればいい、そんな風に過ごしてしまったので、今となればなんとも若さを無駄にしてしまったな、と悔やみます。

しかし、いい経験をしたな、と思います。
勤勉すぎる旦那様や、その家族や友達、前職で知り合ったMBAの皆様、私の実の妹も含め、常にインテリジェンスな人々に囲まれて、一人アホ丸出しな気がして時々切なく思っておりました。まぁ、Post Graduateなので、まだまだ彼らとは大きく差があるものの、それなりにちょっとは真剣に「お勉強」したので、まぁ、なんとか人生で一回くらいは勉強したことがあるといえるのではないかと。

論文6つと、プレゼンテーション5つ。
なんとか全て終了いたしました。
成績は、英語力的に劣るため、正直言って期待できませんが・・・。それでも、12歳年下のイタリア人のクラスメートに、プレゼンがものすごく上達したと誉めてもらったので、ビミョーながら、良しとします。

ただ。
人間とはそうそう簡単には変われません。我ながら、自分の「なんでもギリギリ。」な性格に呆れました。
なので、余裕を持って論文を終わらせたり、ゆっくりプレゼンの練習をしてから臨む、そんなことは一切できませんでした。
あー。
そして最後のプレゼンの日、それはそれは全く来てほしくなかった、誕生日・・・。その日のプレゼンはちょっとグダグダでした。。
ふと、自分の年齢の数字に怖気づき、全てが遅すぎるのではないかと思えてきて、全く楽しい気分にはなれませんでした。
しかし、プレゼンの後、Facebook上ですら誕生日を隠しているのに、ひょんな事からクラスメートに誕生日がばれてしまっていて、みんなからプレゼントをもらってしまいました。ワインとカードとみんなで撮った写真。それにじわっと涙が出そうになりました。

その後、セバコがお誕生日を祝ってくれましたが。
おいしいものを食べたのは良いとして、全く心は晴れませんでした。ごめんよ、セバコ。

年を負うごとに、どんどん焦る気持ちばかりが大きくなります。

インターンの受け入れ先探しも非常に難航しました。
年のせいでNOとも言われました。
せやなぁ、全く若くないもんなぁ。。
周りがキャリア的にもStep Upしている年齢で、インターンを探している。。。いいのか、私???
結婚した友人にはほぼみんな子供もいて、着実に人生計画をすすめているというのに。
どっちでもない、未だ中途半端な立ち居地。
ただただ、アワワワ・・・と一人もがいている私に、旦那様は困った顔で
「いつになったら満足するの?」


すみません、

それしか言えまへん・・・。
もともと誕生日は好きでないけれど、今まででもっとも気の重い誕生日でした。

クラスメイト

さて、日々時の流れの速さに押し流されっぱなしですが・・・。

クラスメイト達ともずいぶん仲良くなりました。
ヨーロッパの学校なのでヨーロッパ人がいっぱいですが、私の取っているイベントマネジメントのコースはやたらイタリア人がたくさんいます。特にほとんどのクラスを共に過ごす5人は、英国人1人、マルタ人1人、イタリア人2人そして私。イタリア人女子2人とは最初にプレゼンを共にして以来仲良くなり、いまやしっかり飲み友達です。
20代半ばの2人と放課後(授業が終わるのが既に8時半)飲み歩くので、ついつい帰りが遅くなり、セバコはちょっと眉をひそめておられますが。。
3ヶ月限定だから許していただいております。。(多分)

さて、マルタ人男子が最近かなり問題児です。頭はいいのですが・・・。
まず、中間テストにあたるグループプロジェクトでその怠け者度をさらけ出し、ミーティングには来ないわ、遅刻して来ても謝らないわ、やることやらないわ、しかも偉そうだし、超マルタなまりなのに超早口で何言ってるかわからないし・・・ということで、女子全員一致の意見で今回の期末テストのグループには外れていただくことになりました。。すると!マルタ男子はキレました!
初ミーティングの朝、グループ全員に
「有能な僕を必要としないなんて、非常に残念だし、(僕を外した)君たちの態度には絶望したよ!etc...せいぜい頑張りな!
というメールが、教授にもCCして送られてきました。。
中学生の女子か???
そして、その日の授業に現れた彼、ツンツンと無視でもするのかと思いきや・・・、満面の笑みで普段の数倍フレンドリーにみんなにHello・・・。
ますます、中学生の女子か???

もう、みんな放置しています。こないだビール奢ってくれたから、ま、いいっか。


さて、今回6教科全てがエッセイとプレゼン両方です。。うち3つがグループアサイメント。そのうち1つがペアでのプロジェクトです。
いくら最近イタリア人女子と仲良くしてるとはいえ、ペアを組むというと、やはりイタリア人ペアがペアになります。そうなると、必然的にイギリス人女子orマルタ男子または他の専攻の人と組むことになります。
先に動いたのはイギリス人女子で、私に組もう!と言ってきてくれました。

喜ぶところなのですが・・・。
実は、理由なく私は彼女が少し苦手。
そして、彼女もきっと同様に、あまり私を好きではありません。
なので、非常にビミョー

本日第一回目のミーティングに、やや気の重いまま臨みました。
が!
そう、お互いそんなに個人としては好きでない分、非常に建設的に意見を述べ、スムーズに物事が決まって行きました。
ある意味、良いペアだったのかもしれません。
そして、きっと彼女もそう思ったはず。。。
なので、これをきっかけに、関係は緩和するかも。

別に喧嘩したり、嫌なこと言い合ったわけでもなんでもない、ただなんとなくお互い苦手なだけ・・・。こういうの、良くないのはわかってるのですが、第6感センサーが働いてしまい、ついつい防衛体制をとってしまうのです。。
とはいえ、今までの経験上、あまりこのセンサーを強制終了すると、後でやっぱり痛い目に遭うことになるかもしれないので、ある程度緊張感を持って臨みたいと思います。
文句言われないように、ちゃんと頑張らねば・・・。そう思うとプレッシャーです・・・。

ともあれ、数少ないコアメンバー、本当に短い時間しか一緒に過ごせないので、仲良く平和に有意義に過ごしたいとおもいます。っつか、私、いい大人やし・・






Friday Night

気がつけばもう、Jubileeウィークエンドです。
時間の流れがかなり早送りになっているように感じます。

6/1はいわば中間テストのようなものがありました。
もちろん、テストではなく、エッセイとプレゼンテーションでしたので、英文を読むのも遅く、もちろん書くのがもっとも苦手で、プレゼンは相当ビビりまくって緊張してしまう私には、5月の後半は非常に気が張っていました。
1科目目はグループアサイメントで2科目目は個人のプロジェクト。
プレゼンはどちらもまぁまぁの出来だったと思います。しかし、ほんとプレゼンで緊張しすぎてしまう自分が嫌。。。

この2週間は人生の中で、かなりレアなお勉強集中期間でした。しかし、ボランティアのお仕事はなんとなく続いているし、チェルシーフラワーショーや、インターナショナル・ワイン・フェアなどなど素敵過ぎるイベントもあり、この2週間は1日を36時間くらいにしてほしい、と本気で思いました。
しかし、この中間のアサイメントは6教科のうちたった2教科だけだったわけです。。
これが、7月の期末には6教科分になるわけで・・・。
想像するだけで、心臓がギューっと縮こまります。。
ちゃんとこなせるんやろうか、私。。。

ANYWAY、そんな訳で無事2つとも提出し、プレゼンを終了した放課後(授業は8時半まで)、仲良くなったイタリアンのクラスメイト二人と打ち上げに向かいました。
コロンビア人の教授も合流したので、4人で大打ち上げ。
学校の最寄にはワインバーしかないので、すきっ腹にワインを流し込み、長い夜の幕明けです。
かなり良いペースで飲み続け、しかもFOODのオーダーはさっさと9時に終わってしまったので、食したのはスナックだけ。
11:30PMの時点で4人でワインを6本finish。
ラテン系のみなさまですから、ワインバーでもお構いなく、もちろん踊ります。
そこから更にテキーラHours。
結局朝まで飲み続け、飲んだ量は恐ろしくてカウントできません。。。

ヘバリーゼのお陰なのか、2週間前にテキーラで痛い目にあったばかりで今回は少し気をつけたせいか、本日土曜日は二日酔いZEROでございます♪
しかし。帰宅したのは4AM.とんだ不良妻でございます。
(東京で定められていた門限1AMは、ロンドンに来て排除させていただきました。)
ごめんね、セバコ。。
なんせ、イベント・マネジメントの学生さんですから、PARTYは必須やねん♪
このイタリアンの2人はとってもよく勉強し、そしてしっかり遊びます。今日もサルサバーに誘われましたが、さすがにそれは遠慮しておきました。

いやー。
それにしても、あと1月半で6教科分のプロジェクト、ほんまにこなせるのだろうか。。。
恐ろしい。。。
明日からまたがんばりまーす。







幽霊にキレる。

さて、なんとなくではありますが、学生生活にもジワジワなれてきました。
ヤングなクラスメート達に、頑張ってついていってます。我ながら、お酒の飲める体質でよかった。。パーティ好きで飲めるがゆえに、イタリアンのクラスメートと仲良くしています。とはいえ、英語力が劣る私には、まだ授業や宿題は全く余裕であるとはいえません。

未だにリーディングは超遅い私。それなのに、量も多いのに、一番最後に後回しにしてしまうので、授業が朝からある日の前夜は、駆け込みリーディングに追われて、なかなか寝付けません。自分の弱さを責めて焦っても後の祭りなのに。

とはいえ、寝ないと、持病の居眠り病、ナルコレプシーが薬では抑えられなくなってしまうので、ハードな授業の前夜はこれまた薬を飲んででも寝るようにしています。
ノミの心臓ですから。。

さて、木曜の夜、相変わらずリーディングが間に合わず、あせっておりながらも、翌日は9時半から夜8時半までの丸一日授業のある日でしかも結構Heavyなの授業なので、もう2つのケースは諦めて眠る事に。

なんとか浅いながらも眠りについてしばらく経った頃、横向きに寝ている私の耳元に、フーツっと息を吹きかけられました。
ゾクッとして目が覚めて、起き上がり、ベッドの隣を見ると、白い透き通った塊のようなものが見えました。
・・・。
いっちょ前に平行移動します。だんだん目が慣れてくると、ホログラム状のその物体には顔があることに気付きました。
ぼんやりと顔的なものを見つめると、なんだか不吉な笑いをされた感じがしました。
・・・。
寝ぼけながらも、せっかく寝付いたところを起こされた事に腹が立ち、バッとベッドから起き上がって、部屋の電気をつけながら、
「もうなんやねんめんどくさいなー、そんなんに付き合ってる暇ないねんっどっか行けボケ!」
と叫びながら、電気のスイッチを押すと、

ライトが眩しく、そこでハっと目を覚ましたのでした。
えーっと・・・。

夢遊病的な感じがおそろしくはなったものの、ちょっと幽霊にキレてみた自分が恥ずかしいと同時に、人はこうやって幽霊を見た、とか思い込むんだろうなぁ、としみじみ思い、また眠りについたのでした。

今の私には幽霊だか死神だかそんなものよりも、授業についていけなかったらどうしようという現実的な恐怖感の方が大きいのでありませう。。。。

ただ、後から思ったけれど、夢の中の幽霊がホノグラム的に見えた事が、子供の頃見ていた幽霊像より進化していて3D感があってちょっと笑ってしまいました。夢も進化するのですね。



プロフィール

Cana

Author:Cana
30過ぎて想定外の国際結婚、京都から東京へ。そして今度はロンドンへ。
ぼちぼち楽しんで生きたいと思います。
愚痴っぽくってすみません。
独断と偏見のダイアリー。

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